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風穴植物の系統地理学-低地に氷河期の足跡を探る

研究課題

研究課題/領域番号 24657059
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生物多様性・分類
研究機関東北大学

研究代表者

牧 雅之  東北大学, 学術資源研究公開センター, 教授 (60263985)

研究分担者 山城 考  徳島大学, 総合科学部, 准教授 (50380126)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワード系統地理学 / 遺伝的分化 / 風穴 / 遺伝的多様性
研究成果の概要

風穴は,冬の冷たい空気が夏でも吹き出す特殊な環境で,その周囲の環境に比べて1年を通して低い温度が保たれており,特異な植物種が見られる.それらの多くは本来,より高緯度または高標高に分布する.
このような風穴地特異な植物種の由来としては,最終氷期に現在より広く分布していた寒冷地の植物が,その後の温暖化に際して,風穴地の特異な環境に限って遺存的に生育していると一般的に考えられている.
本研究では,風穴地に特有な植物の集団遺伝分化を明らかにして,その由来を検討した.風穴地集団と高緯度・高標高集団では遺伝的分化が見られず,風穴地が寒冷地の植物のレフュージアになっているという仮説は支持されなかった.

報告書

(4件)
  • 2014 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2013 実施状況報告書
  • 2012 実施状況報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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