研究課題/領域番号 |
24657063
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
林 文男 首都大学東京, 理工学研究科, 准教授 (40212154)
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連携研究者 |
上村 佳孝 慶応義塾大学, 商学部, 准教授 (50366952)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 交尾器 / 昆虫 / 配偶行動 / 精子 / 進化 / 交尾行動 / 交尾器の進化 |
研究概要 |
昆虫類のオスの交尾器の多様性は顕著である.そうした多様性は,雌雄の交尾器の接合を通して進化してきたものである.しかし,交尾器のそれぞれの部分の機能については,その方法上の問題からほとんんど解明されていない.そこで,本研究では,新しい手法として,微細蛍光ビーズをオスの交尾器の各部に塗布し,交尾後にその蛍光ビーズがメスの腹部末端のどこに付着するのかを調べることによって,交尾器の接合部を明らかにした.大型昆虫であるカマキリ類を用いて,この手法を確立し,カマキリ類のオスの左右非対称な交尾器の機能が,メスの産卵弁を持ち上げることにあることを明らかにした.この手法は交尾器の機能解明に広く応用できる.
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