研究課題/領域番号 |
24657066
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
西海 功 独立行政法人国立科学博物館, 動物研究部, 研究主幹 (90290866)
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連携研究者 |
森 さやか 独立行政法人国立科学博物館, 分子生物多様性研究資料センター, 特定非常勤研究員 (70623867)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 種の起源 / 種分化 / DNAバーコード / 分散 / 系統地理 / 日本列島 / 鳥類 / ユーラシア / 東アジア / 起源 / 隠蔽種 / 系統地理学 / 国際研究者交流 / 韓国 |
研究概要 |
日本列島が豊富なアジアの鳥類種の供給地となってきた可能性について、主にmtDNAバーコード領域の分子系統樹によって検討をおこなった。まず、184種831個体の日本繁殖種のバーコード配列を読み、BOLDデータベースのプロジェクトBJNSMに登録した。11の鳥類プロジェクトの234種1,367個体の日本繁殖種を含む699種4,636個体のデータを統合して、NJ法による系統樹を作成したところ、合計30種の鳥類で、日本列島の集団が最も遺伝的多様性が高く、かつ、系統樹の基部に位置することがわかった。これは少なからぬ鳥類種が日本列島起源であることを示唆する。生物系統地理学的な正確な分析が今後望まれる。
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