研究課題
挑戦的萌芽研究
分裂期染色体の表層領域 (perichromosonal fieldの略でPCFと呼ぶ)は、具体的な機能が未知の細胞内領域である。PCFの主成分であるKi67抗原の解析を手がかりに、PCFが細胞分裂期過程の「品質」に関与している可能性を始めて示した。具体的には、PCFがタンパク質脱リン酸化酵素PP1γなどの因子を適切なタイミングで染色体上に局在させる「場」として分裂期過程の円滑な進行に貢献する可能性と、分裂期染色体の構造を外側から支持する可能性が示された。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
eLife
巻: 27;3
10.7554/elife.01641
Advances in Experimental Medicine and Biology
巻: Vol. 773 ページ: 571-591
巻: 773 ページ: 571-591
10.1007/978-1-4899-8032-8_26
http://www.riken.jp/celldynamics/index.html