研究課題/領域番号 |
24657151
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
垣内 康孝 お茶の水女子大学, サイエンス&エデュケーションセンター, 准教授 (90396268)
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研究分担者 |
岡村 浩司 独立行政法人国立成育医療研究センター, システム発生・再生医学研究部組織工学研究室, 室長 (80456194)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 細胞 / 分化 / 三次元培養 / ヒトHL60細胞 / 血球分化 / 真正粘菌変形体 / フラグメント化 / フラグメント化現象 / 細胞分化 / 動物 / 粘菌 |
研究成果の概要 |
自己組織化能を持つペプチドハイドロゲルであるRADA16が濃度依存的に少なくとも3タイプの三次元構造体(Type I-III)を形成した。ヒト白血病細胞HL-60をRADA16下で培養したところtype I構造を形成する濃度下(~0.01%)でHL-60が単球/マクロファージへと分化した。ゲル巨視的構造を破壊すると分化誘導は消失した。即ち、誘導能はRADA16の巨視的構造に依存した。誘導を受けたHL-60では細胞内コレステロールが通常の10倍程度に蓄積した。コレステロール添加実験により高濃度のコレステロールが分化誘導の鍵である事が示された。ゲル構造による分化誘導は真正粘菌でも検証した。
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