研究課題
挑戦的萌芽研究
魚類・両生類の背側軸決定は一細胞期に起こる。背側決定因子が微小管依存性に予定背側に運搬され、Wntシグナルを活性化することが最初のステップであると考えられてきた。GFP-TubulinおよびEB1-GFP発現するトランスジェニックゼブラフィッシュを用いた解析から、一細胞期胚の植物極に一方向性の微小管が形成されること、微小管は予定背側方向にプラス端を向けて伸長しながら移動すること、微小管依存性に小胞が背側に運搬されることを見出した。さらに、背側決定に必要な分子であるSyntabulinが、Grip2aおよびWntlessと会合し、微小管依存性のWnt小胞の運搬に関与する可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 6件) 備考 (1件)
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