研究課題/領域番号 |
24657173
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
海部 陽介 独立行政法人国立科学博物館, 人類研究部, 研究主幹 (20280521)
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研究分担者 |
清水 大輔 京都大学, 理学系研究科, 研究員 (60432332)
西村 剛 京都大学, 霊長類研究所, 准教授 (80452308)
矢野 航 朝日大学, 歯学部, 助教 (80600113)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 進化 / ライフヒストリー / 人類学 |
研究概要 |
変形性斜頭(赤ん坊の柔らかい頭骨が外圧で歪む現象:DP)がヒト特有で、かつ人類進化史の中で生理的早産と関連して同時に現れ、それゆえ後者の進化を研究する際の示標として使えるという、代表者が提案した新しい仮説を検証することが、本プロジェクトの目的である。ヒトと4種の大型類人猿の頭骨の歪みを表す計測データを解析した結果、予測通り、ヒトの頭骨の歪みは類人猿と比べて顕著に大きいことが示された。この結果を人類化石記録に当てはめれば、人類進化史の中での生理的早産の出現時期について、有効な議論が可能となる。
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