研究課題/領域番号 |
24658021
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
作物学・雑草学
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
大門 弘幸 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (50236783)
|
研究分担者 |
松村 篤 大阪府立大学, 大学院生命環境科学研究科, 助教 (30463269)
居原 秀 大阪府立大学, 大学院理学系研究科, 准教授 (60254447)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 飼料作物 / 窒素固定 / 根系発育 / 地力増強 / フラボノイド / 根粒 / リン酸 / 作物生産科学 / 作物学 |
研究成果の概要 |
ルーピンは,低リン条件ではクラスター根を形成してリンを獲得するので肥沃度の向上に寄与する.本研究では,異なるリン条件下でのクラスター根の形成,有機酸の滲出,根粒形成の種間差異を明らかにした.旧世界型の白花ルーピンは低リン条件でクラスター根を形成したが,南米原産のパールルーピンは形成しなかった.滲出した有機酸は,クエン酸とリンゴ酸が主であった.根粒からは,Bradyrhizobium, Rhizobium, Pseudomonasが単離された.ルテオリンは根粒菌の増殖を促進しなかった.これらの菌系統に発色標識遺伝子を導入できたので,クラスター根への感染様態について研究を進める予定である.
|