研究課題
挑戦的萌芽研究
ナス科植物青枯病菌が分泌する病原性因子エフェクターの中から,本菌の非宿主で台木ナスのトルバムビガーに細胞死を伴う激しい防御応答(HR)を誘導するRip36を同定した.Rip36はZnプロテアーゼモチーフを有するが,このモチーフに変異を導入するとHR誘導能を失ったことから,Rip36はトルバムビガーの標的タンパク質を分解することでHRを誘導したと考えられた.一方,rip36欠損変異株の宿主ナスにおける増殖能は野生株と変わらず,ナスに対する病原性に必須の因子ではないことが判明した.
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (8件)
Molecular Plant Pathology
巻: 15 号: 3 ページ: 297-303
10.1111/mpp.12079