研究課題/領域番号 |
24658048
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
嶋田 透 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (20202111)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 油蚕 / 尿酸顆粒 / トランスポーター / BLOC複合体 / リソソーム関連オルガネラ (LRO) |
研究概要 |
ポジショナルクローニングにより,突然変異「ヴァル斑油」(ov) および「ヴァル斑油-p」(ovp) の原因遺伝子は,リソソーム関連オルガネラ (LRO) の形成に必要なタンパク質複合体BLOC-1のサブユニットであるディスビンディンをコードするBmdysbであることが判明した。これら油蚕では,Bmdysbの転写量が顕著に低下していた。また,別の油蚕変異体「B8斑油(obt)」および「t-斑油(otm)」の原因遺伝子も,BLOC1のサブユニットをコードしていた。BLOC-1の成分が不足すると尿酸顆粒の形成が不完全になり,油蚕形質が現れると考察される。
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