研究課題/領域番号 |
24658050
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
田中 利治 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (30227152)
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研究分担者 |
中松 豊 皇學館大学, 教育学部, 准教授 (00456617)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 内部寄生蜂 / 寄主制御 / 細胞性防御反応 / テラトサイト / コマユバチ科 / virus-like particle / 寄主制御因子 / トリプシン様タンパク / 脂肪体 / 生物間相互作用 / 内部寄生バチ / 生理的ストレス / 物理的攻撃 |
研究概要 |
寄主は、体内に侵入した寄生バチの卵などの異物に対して細胞性免疫応答により排除しようとする。寄主体内でハチが発育するには、寄主の免疫応答を逃れる必要がある。つまり、卵とともに寄主に注入される共生ウイルス(PDV)と毒液(V)および卵が孵化し幼虫になる時にテラトサイトと呼ばれる細胞が、寄主の細胞性免疫の制御およびハチ幼虫の養分を寄主を傷つけずに手に入れる働きを持つことがわかってきている。本研究では、2種類のハチを同時に寄生させたり、片方を寄生させ、もう一方のPDVとVを人工的に注入することでハチの発育への影響を明らかにした。また天敵としての利用の際に起こる多重寄生の不都合な点についても示した。
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