研究課題/領域番号 |
24658058
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
沢辺 京子 国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 部長 (10215923)
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研究分担者 |
佐々木 年則 国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 主任研究官 (10300930)
駒形 修 国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 主任研究官 (20435712)
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連携研究者 |
鈴木 弘行 千葉大学, 大学院薬学研究院, 助教 (70302578)
大塚 彰 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 九州・沖縄農業研究センター, 主任研究員 (20370497)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 長距離移動 / 日本脳炎媒介蚊 / フライトミル / 放射光照射法 / 中性子放射化法 / PIXE分析 / 流跡線解析 / 飛翔エネルギー |
研究成果の概要 |
日本脳炎ウイルス媒介蚊であるコガタアカイエカのミトコンドリア遺伝子の解析から,九州地方では毎年夏季に海外からコガタアカイエカが飛来していることが明らかになった.フライトミルを用いた飛翔実験から,本種の長時間飛翔が物理的にも可能であることが確認された.上空800~1,000 mの下層ジェット気流の流れを解析し,コガタアカエイカの飛来源, 飛来経路,ならびにその後の国内分散を考察した.本研究でPIXE分析による微量元素解析を昆虫に初めて応用し,蚊1個体単位での部位別測定が13元素で定量可能であることが示唆された.コガタアカエイカの長距離移動を解析する有効なツールが得られたと結論した.
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