研究課題/領域番号 |
24658062
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
橋本 洋平 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (80436899)
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研究分担者 |
光延 聖 静岡県立大学, 付置研究所, 助教 (70537951)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 銀 / 土壌汚染 / ナノマテリアル |
研究概要 |
日用品に含まれるナノ銀は,洗濯や入浴などの日常生活で容易に溶出して下水に流出するといわれる.銀化合物全般については,ナノ粒子に限らず土壌中での挙動がほとんど明らかにされていない.そのため,製造されたナノ銀が環境中に放出され,土壌や水系での挙動と運命,それらの生物・生態系への影響という一連の過程での網羅的な研究が必要であるが,特に出発点である土壌でのナノ銀の挙動解明が最も重要な課題である.本研究により,土壌の酸化還元状態によって銀イオンおよびナノ銀の挙動に違いがみられること,黒ボク土の方が灰色低地土よりも,銀の吸着量が多いこと,ナノ銀粒子は畑地のような酸化条件では変化しにくいことが分かった.
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