研究課題/領域番号 |
24658067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
米山 裕 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (10220774)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大腸菌 / アラニン要求変異株 / サプレッサ-変異株 / 突然変異 / アラニン飢餓ストレス / ストレス誘導性突然変異 / 多剤耐性 / サプレッサー変異 / アラニン飢餓 |
研究成果の概要 |
アラニン(Ala)要求性大腸菌変異株を100~0.1 ug/mlのAla添加最少培地で培養し対数後期に達した細胞集団に占めるAla非要求性サプレッサー変異株の割合を調べた結果、サプレッサーの出現頻度は添加したAla量に依存して低下した。また、培養開始後経時的にサプレッサーの出現をモニターした結果、培養開始約30時間後からサプレッサーの出現が観察された。以上より、Ala飢餓ストレスを感知した細胞が、未知のシグナル伝達系を介して細胞内の代謝変化を起こた結果、突然変異が蓄積し最終的にAla飢餓環境下で選択されることによってサプレッサー変異株が出現したものと考えられた。
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