研究課題/領域番号 |
24658068
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
永田 裕二 東北大学, 生命科学研究科, 准教授 (30237531)
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研究分担者 |
津田 雅孝 東北大学, 大学院生命科学研究科, 教授 (90172022)
大坪 嘉行 東北大学, 大学院生命科学研究科, 助教 (40342761)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 炭酸固定 / 独立栄養細菌 / 環境細菌 / 極貧有機炭素源環境 / 微生物機能開発 |
研究概要 |
典型的な好気性従属栄養環境細菌Sphingobium japonicum UT26株でadhX遺伝子が高発現すると大気中のCO2を取り込みながら炭素源非添加無機培地で生育可能となる現象を見出した。さらに、adhX高発現株のトランスポゾン変異株ライブラリーの解析により、ピルビン酸/リン酸ジカイネース、アセチルCoAシンテターゼ、イソクエン酸リアーゼをコードすると推定される遺伝子が本表現型に必須であることを明らかにし、UT26株の全ゲノム配列情報も利用して、PPCによるCO2固定を伴うグリオキシル酸回路が超低栄養条件下での同化過程として機能している可能性が高いという重要な知見を得た。
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