研究課題/領域番号 |
24658076
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 摂南大学 (2013) 京都大学 (2012) |
研究代表者 |
村田 幸作 摂南大学, 理工学部, 教授 (90142299)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | nitrogen fixation / biofertilizer / levan / phosphate concentration / G.diazotrophicus / endophytic bacteria / 非マメ科植物 / レバン / クオラムセンシング / 活性酸素種 / エンドファイト / 窒素固定細菌 / 窒素固定 / 酢酸菌 / Gluconacetobacter / リン酸 / 細胞外多糖 / ホモセリンラクトン |
研究概要 |
化学窒素肥料には、コストや環境汚染などの諸問題がある。そこで、植物に窒素源を与える手法として窒素固定細菌の応用を考え、共同的窒素固定細菌に分類される酢酸菌Gluconobacter diazotrophicus(Gdiと略)に着目した。サトウキビから分離された本菌は、宿主特異性が緩やかで、多様な非マメ科植物体内に棲息可能である。そこで、Gdiの生育特性を検討した。その結果、Gdiは高濃度(28mM以上)のリン酸を含む固体培地で培養した場合に粘性の高い多糖を菌体外に分泌生産することを見出した。レバンと同定されたこの多糖が、Gdiの作物への感染や自己防御に機能していると考えられた。
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