研究課題
挑戦的萌芽研究
メタボ症候群発症のカギとなっている脂肪組織へのマクロファージ(Mφ)の遊走にはCAPタンパク質が関与している。本研究ではまずMφの細胞遊走アッセイ系を構築した。次にMφ細胞株のCAPの発現を抑制した細胞株とCAP遺伝子を再発現した細胞株を作成した。CAP発現抑制Mφでは細胞遊走は亢進し、CAPの再発現により細胞遊走が回復した。CAP発現抑制MφとCAP再発現細胞の細胞遊走能を比較することによって、CAPに依存したMφの細胞遊走の測定が可能となった。
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