研究概要 |
cochliophilinAを宿主認識物質として認識する卵菌Aphanomyces cohlioidesAC-5株のフラボノイド受容体を検索し,アフィニティカラムによる可溶化膜タンパク画分からの候補タンパクの捕捉に成功した。この受容体様タンパク質は32kDaのβ-バレル構造をもつ膜貫通型タンパク質(ACCR1)で,そのアミノ酸配列がvoltage-dependent anion channel protein(VDAC)に高い相同性を示した。遊走子に対し,ミトコンドリア特異的蛍光色素であるMitoRedとACCR1抗体-抗体との二重蛍光染色を試みた結果,このタンパク質は遊走子の細胞膜上のみに存在し,ミトコンドリアには全く局在しないことが実験的に示された。これらを総合して,ACCR1の分子進化仮説を提唱した。
|