研究課題/領域番号 |
24658116
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
戸塚 護 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (70227601)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 制御性B細胞 / インターロイキン10 / フラボノイド / ケンフェロール / タマリキセチン / 芳香族炭化水素受容体(AhR) / 抗アレルギー / 抗炎症 / 制御性B細胞 / IL-10 / プロバイオティクス / フィトケミカル |
研究概要 |
過剰な免疫応答を負に制御する制御性B細胞の分化誘導・活性化を促進するフラボノイドを検索する実験系を構築し、ケンフェロールおよびタマリキセチンがリポ多糖存在下でマウスB細胞のインターロイキン10産生制御性B細胞を増加させることを見出した。ケンフェロールをマウスに経口投与することで、脾臓および腸間膜リンパ節において制御性B細胞を増加させた。両フラボノイドは芳香族炭化水素受容体のアンタゴニストとしての機能があり、この活性が制御性B細胞の誘導・活性化に寄与している可能性が示唆された。本研究は制御性B細胞の誘導・活性化を標的とした新たな抗アレルギー、抗炎症食品の開発原理を示した。
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