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糠床に含まれる自然免疫を賦活化する発酵生成成分の探索

研究課題

研究課題/領域番号 24658126
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 食品科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

扇谷 えり子  京都府立医科大学, 大学院・医学研究科, 助教 (80300820)

連携研究者 松田 修  京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (00271164)
佐藤 健司  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (00202094)
研究期間 (年度) 2012
研究課題ステータス 完了 (2012年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
キーワード食品機能 / インフルエンザ / 免疫 / 二次性細菌性肺炎 / 感染症予防 / 機能性食品 / 高齢者
研究概要

本研究は、自然免疫応答を活性化する成分を糠床から探索することを目的として行った。糠床を水抽出後分画した画分と、水抽出後の残渣をエタノール抽出した画分を調整した。水抽出物をマウスに経口投与後、肺炎球菌を感染させると、マウスの生存率が30%から50%に改善された。一方、エタノール抽出物投与では、生存率の改善が見られなかった。 糠床の抽出物を細胞培養等に加える in vitro 実験を行ったところ、いくつかの画分に以下の活性を認めた:1) 肺胞マクロファージ貪食活性促進、2) TNF-α、IL-1 β および IL-12の産生誘導、3) TLR3 および MARCO の遺伝子発現促進、4) インフルエンザウイルスの増殖抑制、5) 肺炎球菌に対する直接障害。これらの結果から、糠床には、自然免疫を活性化し、あるいは細菌やウイルスを抑制する成分が含まれている可能性が示唆された。

報告書

(2件)
  • 2012 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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