研究課題/領域番号 |
24658133
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都大学 (2014) 東京大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
大手 信人 京都大学, 情報学研究科, 教授 (10233199)
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研究分担者 |
徳地 直子 京都大学, フィールド科学教育研究センター, 教授 (60237071)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 森林生態系 / 窒素循環 / 安定同位体 / 硝化 / 総硝化量 / 不動化量 / 森林生態 / 生態系保全 / NO3- / 安定同位体比 / 同位体希釈法 / 森林生態・保護・保全 |
研究成果の概要 |
本研究では、従来からの培養実験では求められなかった森林土壌における実際の総硝化速度を、硝酸(NO3-)の酸素安定同位体比(δ18O)の変化を把握することと、15Nトレーサーを用いる同位体希釈法を併用することで明らかにすることを目的とした。東京大学田無演習林において、土壌中のN動態に関する定期的な調査を行った。この結果NO3-のδ18Oはリター層とその直下で急激に低下し、降水で供給されたNO3-が速やかに不動化され、硝化菌によって生成されたNO3-に置き換わる状況が明らかになった。また同位体希釈法による総硝化速度、総不動化速度の測定値は、上記のNO3-の置換現象を詳細に裏付けるものであった。
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