研究課題/領域番号 |
24658144
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
酒井 正治 独立行政法人森林総合研究所, 立地環境研究領域, 主任研究員 (00353699)
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研究分担者 |
世良 耕一郎 岩手医科大学, 医学部, 教授 (00230855)
林 徳子 森林総合研究所, きのこ・微生物研究領域, 主任研究員 (20353815)
山田 竜彦 森林総合研究所, バイオマス化学研究領域, チーム長 (90353903)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 有機物分解 / 炭素安定同位体比 / 微量元素 / リグニン / セルロース / 炭素同位体比 |
研究概要 |
森林生態系の炭素現存量の約半分を占める土壌炭素の分解速度、土壌腐植の起源およびそれらに影響する要因について理解することは、地球レベルでの大気炭素収支を予測する上で不可欠と考えられている。炭素同位体比および微量元素を指標に、土壌有機物の分解・堆積過程を解析した。その結果、熱帯季節林では、リグニン成分は土壌有機物分解・堆積課程に関与する割合が少ないこと、Ca,Mn元素が分解・堆積の指標になり得ること、さらに、土壌有機物として微生物遺体の供給が重要であることが示唆された。これらの結果は、土壌有機物の分解堆積モデルのパラメータ解析に有効活用できる。
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