研究課題/領域番号 |
24658145
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 独立行政法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
高梨 聡 独立行政法人森林総合研究所, 気象環境研究領域, 主任研究員 (90423011)
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連携研究者 |
小杉 緑子 京都大学, 農学研究科, 助教 (90293919)
松尾 奈緒子 三重大学, 生物資源学研究科, 講師 (00423012)
香川 聡 独)森林総合研究所, 木材特性研究領域, 主任研究員 (40353635)
中塚 武 総合地球環境学研究所, 研究部, 教授 (60242880)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 同位体 / 年輪 / 森林 / マレーシア / 環境応答 / 気候変動 / 熱帯雨林 / エルニーニョ / 樹木 / ガス交換 / セルロース |
研究概要 |
明瞭な年輪を持たない熱帯雨林樹木の木部炭素・酸素安定同位体比を分析した。微気象データおよび同位体分別モデルを用いた解析により、Pasoh 熱帯雨林においては雨の同位体比変動に応じて木部酸素安定同位体比が年2 回のピークを持つことを明らかにした。木部形成年代を推定することを試みたが、困難であったため、放射性炭素年代測定など他の手法を組み合わせた年代推定法を検討したところ、酸素安定同位体比の変動は土壌水分量の変動におおむねよく合っていた。同時に測定している炭素安定同位体比を用いて水利用効率に関する解析を行ったところ、土壌水分量の低下により、水利用効率が上昇する傾向が見られた。
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