研究課題/領域番号 |
24658165
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
足立 伸次 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 教授 (40231930)
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研究分担者 |
井尻 成保 北海道大学, 大学院水産科学研究院, 准教授 (90425421)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 水産学 / 生理学 / 最終成熟 / サクラマス / 卵成熟 |
研究概要 |
本研究では、魚類の主な最終成熟誘起ステロイドであるDHP産生を担う酵素が、これまで説明されてきたCR20βHSDではないことを示し、サクラマスのDHP合成酵素として初めてhsd17b3likeを同定した。in vivoでは、hsd17b3like mRNAは卵成熟期の卵濾胞においてのみ発現し、また、その発現と血中DHP量は極めて良く一致することを示した。さらに、卵成熟直前の培養顆粒膜細胞において、生殖腺刺激ホルモンなどで強烈に発現誘導されること、また、その時初めてDHP合成能が獲得されることを示した。以上、サクラマス卵成熟を誘起するDHP産生制御の分子機構を初めて矛盾なく示すことに成功した。
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