研究課題/領域番号 |
24658196
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
飯國 芳明 高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授 (40184337)
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研究分担者 |
吉尾 寛 高知大学, 教育研究部人文社会科学系, 教授 (40158390)
大田 伊久雄 愛媛大学, 農学部, 教授 (00252495)
玉里 恵美子 高知大学, 教育研究部総合科学系, 教授 (40268165)
緒方 賢一 高知大学, 教育研究部人文社会科学系, 准教授 (00380296)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 土地所有権 / 中山間地域 / モンスーン・アジア / 台湾 / 韓国 / モンスーン・アジア / 土地利用 / 国際研究者交流 / 所有権 / 形骸化 / 国際研究交流 |
研究概要 |
本研究ではモンスーン・アジアの中山間地域における所有権の形骸化問題に焦点を当てた。対象地域は、日本、台湾、韓国である。まず、日本については高知県の事例調査から登記簿に記載されている土地所有者の半数がすでに死亡している実態から所有権の形骸化が顕在化しつつある点を確認した。また、台湾では少数民族が都市部の労働市場へのアクセスが制限されているため、その多くは中山間地域で生活している。このため所有権の形骸化は日本より遅れて発生しつつある。さらに、韓国では土地の流動性が高く、高齢となった所有者や後継者が土地を容易に売却・貸付できるため、所有権の形骸化問題は日本ほど明確には確認できなかった。
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