研究課題/領域番号 |
24658208
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
牧野 義雄 東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (70376565)
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研究分担者 |
秋廣 高志 島根大学, 生物資源学部, 助教 (40508941)
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連携研究者 |
大下 誠一 東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 教授 (00115693)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 機能性物質 / 野菜 / 包装 / 疎水性水和 |
研究成果の概要 |
ピロリ菌の毒素に起因する胃癌の発症を抑制する効果を持ち、アブラナ科野菜に含まれる化学物質「スルフォラファン」を増強する方法を検討した。ブロッコリーを気体遮断袋中に封入し、20℃で貯蔵したところ、通気性の高い袋で貯蔵した場合に比べて2 dの間にスルフォラファン濃度が2.3倍となる現象が確認された。一方、低O2かつ低CO2で貯蔵した場合、高O2かつ高CO2で貯蔵した場合には、スルフォラファンの蓄積は認められなかった。以上の結果から、低O2と併せて高CO2を含む環境条件が、スルフォラファン増強のためには不可欠であることが確認された。
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