研究課題/領域番号 |
24658229
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
畜産学・草地学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
牛田 一成 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (50183017)
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研究分担者 |
塚原 隆充 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 研究員 (90562091)
井上 亮 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 講師 (70443926)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 養豚 / 繁殖成績 / 歯肉炎 / 炎症性サイトカイン / 繁殖母豚 / 歯茎 / TNF-α / 口腔細菌構成 / 病理組織検査 / 歯茎炎症 / 産仔低成長 |
研究概要 |
歯周病は慢性炎症性疾患である。ヒトでは、歯周病罹患によって全身性慢性疾患が増悪化されるほか、歯周病産婦の産子は成長が遅い。高産歴母豚では歯周病を発症している可能性が高いと考えられたため、本研究では繁殖母豚の歯周病罹患実態を調査した。その結果、高産歴母豚の歯茎には顕著な炎症が認められたが,歯槽骨吸収までは認められなかった。歯周病の結果TNF-alpha生産が亢進した母豚は,産仔のほ乳期生存率が低下した。低産歴母豚(0~2産)の歯茎にも炎症が認められる個体があり,その母豚の産仔の成長は劣っていた。 本研究から、繁殖成績を向上させるため母豚歯周ケアの重要性が明らかとなった。
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