研究課題/領域番号 |
24658246
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
服部 真彰 九州大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (60175536)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | エピジェネティック / ニワトリ生殖細胞 / 精子 / 生殖細胞マーカー遺伝子 / 未分化細胞マーカー遺伝子 / メチル化遺伝子 / 生殖系列幹細胞 / 生殖細胞特異的遺伝子 / 転写開始点上流域のメチル化 / Nanog遺伝子 / アルブミン遺伝子 / メチル化酵素発現 / 国際情報交換 / フランス |
研究成果の概要 |
生殖細胞で特異的に発現する遺伝子(Ddx4, Dnd1, Dazl)は生殖細胞の増殖・生存に必須である.これら遺伝子の発現とプロモーター領域のメチル化との関係を精子で解析した.精子では,未分化細胞マーカー遺伝子も含めてこれらの遺伝子は発現しない.しかし,プロモーター領域のメチル化レベルは肝臓の遺伝子に比べると精子で極めて低いことが認められた.肝臓で発現するAlb遺伝子は低メチル化であるが,精子では高メチル化であった.このように、生殖細胞の増殖・生存に関係する遺伝子のメチル化は低く,関係しない遺伝子は高メチル化であるという知見から,生殖細胞の遺伝子は選択的にメチル化されていることが示唆される.
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