研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、イヌ・ネコの炎症性腸疾患(IBD)と低グレード・リンパ腫の診断基準の標準化と病態解明を目的とした。東京大学付属動物医療センター、日本動物高度医療センター、日本小動物医療センターで蛋白漏出性腸症を主訴に内視鏡を実施されたイヌ・ネコの生検症例について、同一方法で内視鏡生検の組織標本を作製し、複数の病理医により評価した。この病理診断と臨床的予後との相関解析、遺伝子クローナリティ検査の一致率調査、T/NK 細胞の組織内分布および種々の分子マーカー発現率を比較した。本研究により胃腸内視鏡生検の病理診断標準化の指標が示されると同時にIBDと低グレード・リンパ腫の病理発生の相関が明確にされた。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)
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