研究課題/領域番号 |
24658266
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
臨床獣医学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
田中 あかね 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (80418673)
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研究分担者 |
松田 彬 国立大学法人東京農工大学, 農学研究院, 研究員 (90613969)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 治療 / 薬剤反応性 / リンパ腫・白血病 / アレルギー / 免疫学 / シグナル伝達 / 獣医学 / アレルギー・喘息 |
研究概要 |
本研究では、グルココルチコイド受容体(GR)のスプライシングを調節することで、グルココルチコイド耐性を解除する方法を検討した。転写因子NF-kappaBを抑制すると、グルココルチコイド耐性が改善するが、このとき転写因子PU.1と、スプライシング因子SRp30cが減弱しており、機能的GRの発現が増強されることを見いだした。PU.1およびSRp30cをサイレンシングすると、前者ではGRプレmRNAの発現が、後者では機能的GRの発現が増加した。そこで、GRにおけるSRp30cの結合部位を競合拮抗するオリゴヌクレオチドを作用させると、機能的GRが誘導されグルココルチコイド感受性が回復した。
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