研究課題
挑戦的萌芽研究
SPE膜技術で発生する電解酸素を用いた新しい藻類増殖抑制手法の開発を目的にSPE膜を用いた電解酸素発生装置の改良および植物プランクトン増殖抑制効果に関する検討を行った。その結果、様々な藻類に対しても電解酸素曝気環境は増殖抑制効果を有すること、有毒物質産生藍藻類が産生し放出した有毒物質が分解されること、有毒物質産生に関与する遺伝子発現を抑制することが判明した。さらに、これらの効果が、酸素と共に生成される活性酸素種(OHラジカルおよびオゾン)による可能性が高いことが示された。また、これまで一般的に電極素材として使用されている白金の代わりに、低コストのイリジウムが使用可能なことを明らかにした。
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Environmental Technology
巻: 34 号: 8 ページ: 1027-1033
10.1080/09593330.2012.733418