研究課題/領域番号 |
24658290
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
清水 典明 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (10216096)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 遺伝子増幅 / 組換え蛋白質生産 / 染色体外遺伝因子 / 細胞がん化 / 細胞工学 / 哺乳動物複製開始 / 複製開始配列 / 核マトリックス結合領域 / IR/MAR / 蛋白質生産 / ゲノム不安定性 / 複製開始 |
研究概要 |
哺乳動物複製開始に関与するIR/MAR配列が、Mtxにより誘導される遺伝子増幅を、どのように加速するかを検討した。その結果、IR/MAR配列を持つと、初期に染色体外で多量体化して一定期間維持されるために、プラスミドの比較的大きな反復配列となり、それが染色体上の多数の場所に挿入されることが明確となった。その結果、染色体の脆弱部位に近接する確率が高くなり、BFBサイクルにより伸長して長大なHSRを形成する確率が高くなることが示唆された。本研究により、発がん過程での遺伝子増幅現象を明確に出来たとともに、卓越した蛋白質医薬品の製造方法に関して、その機構を明確に出来た。
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