研究課題/領域番号 |
24659021
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
奥 直人 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10167322)
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研究分担者 |
浅井 知浩 静岡県立大学, 薬学部, 准教授 (00381731)
清水 広介 静岡県立大学, 薬学部, 助教 (30423841)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 薬学 / 長期血中滞留性 / 薬物送達システム / リポソーム / ファージディスプレイペプチドライブラリー / バイオパニング / ドラッグデリバリー / DDS |
研究概要 |
ナノ粒子を用いて薬を患部に運ぶ製剤等の開発では、血中から速やかに消失することがしばしば問題となる。本研究では、長期間血中を流れる性質を持つ低分子ペプチドを探し出すことにした。まず、いろいろな種類の5つのアミノ酸からなるペプチドを表面に発現したファージ(ウイルスのようなもの)をマウスに投与した。血液中を長く流れるファージには、この性質をもったペプチドがファージ表面に結合している。こうして、血液中を長く流れる性質をファージに与えるペプチドが得られた。これらのペプチドを表面につけることにより、ナノ粒子を長く血液中に留めることには成功しなかったが、これができれば、薬を患部だけに届けられる。
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