研究課題
挑戦的萌芽研究
プロテオグリカンはグリコサミノグリカン鎖によって修飾された糖タンパク質であり、その機能発現には糖鎖が重要である。プロテオグリカンの糖鎖修飾は主にゴルジ体で行われるため、ゴルジ体ストレス応答と呼ばれる品質管理機構によって厳格な制御を受けている可能性が高い。本研究では、EXTL2と呼ばれるグリコサミノグリカン鎖の生合成に関与する糖転移酵素が、グリコサミノグリカン鎖の品質管理機構に関わると予想し、EXTL2 遺伝子欠損マウスを用いてEXTL2の機能解析を行った。その結果、EXTL2はグリコサミノグリカン鎖の合成量を負に調節し、その調節機構の破綻が様々な病態と密接に関連することが示唆された。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件) 備考 (3件)
Matrix Biol
巻: 35 ページ: 18-24
JAHA
巻: 2 号: 5
10.1161/jaha.113.000405
Biochem. J.
巻: 454 号: 1 ページ: 133-145
10.1042/bj20130323
J. Biol. Chem
巻: 288 号: 13 ページ: 9321-9333
10.1074/jbc.m112.416909
J. Am. Heart Assoc.
巻: 2
http://www.kobepharma-u.ac.jp/~biochem/