研究課題
挑戦的萌芽研究
網羅的一斉メタボローム解析の発展はバイオマーカー探索概念のパラダイムシフトをおこし、有望な新しい候補分子の発見が相次いでいる。メタボローム解析は高く多数のサンプルを処理できず多数の臨床サンプルを用いた大規模な検証実験や実用化には向かない。そこで本研究では慢性腎不全患者のメタボローム解析から見いだした1-メチルアデノシンの高感度ELISA系を立ち上げた。1-メチルアデノシンの測定は早期に腎機能のダメージを検出できること、また一般住民1000名の測定から血中濃度が高い一般住民7年後には死亡率が約7倍も高い事が確認され生命予後のマーカーでもあることが明らかとなり新たなバイオマーカーと考えられた。
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巻: pii : ASN (Epub ahead of print) ページ: 2013091001-2013091001
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