研究課題/領域番号 |
24659072
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
細谷 健一 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 教授 (70301033)
|
研究分担者 |
久保 義行 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 准教授 (20377427)
|
連携研究者 |
立川 正憲 東北大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (00401810)
赤沼 伸乙 富山大学, 大学院医学薬学研究部(薬学), 助教 (30467089)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | プロスタグランジン / 血液脳関門 / 脳内炎症 / プロスタグランジン合成酵素 / 血液脳脊髄液関門 / リポ多糖 / 神経伝達物質 / PGE2 |
研究概要 |
病態時におけるプロスタグランジンの産生に関与する酵素 (mPGES-1及びL-PGDS) の脳における発現局在を免疫組織化学的に解析した結果、mPGES-1及びL-PGDSは軟膜に発現し、mPGES-1についてはアストロサイトに発現していた。さらに、炎症モデルにおいて、mPGES-1はこれら細胞に加え、脳毛細血管内皮細胞に強く発現することが示された。脳毛細血管内皮細胞は血液脳関門の実体細胞であり、本関門を介した炎症関連物質PGD2は、PGE2と同様に排出輸送が低下していた。以上の結果から、脳内プロスタグランジンの生理活性について、血液脳関門が重要な役割を果たすと考えられた。
|