研究課題/領域番号 |
24659088
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
|
研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
和栗 聡 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (30244908)
|
研究分担者 |
植村 武文 福島県立医科大学, 医学部, 講師 (80548925)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | Dipeptidase1 / 癌細胞 / 膜ドメイン / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
ジぺプチダーゼ (DPEP1)は大腸癌のマーカーとして知られている。その癌病態における機能や意義を探る目的で、DPEP1を高発現する胃癌/大腸癌由来HCC56細胞株を見出した。次にHCC56細胞を用いて局在解析を進めたところ、DPEP1がGPI-アンカー型タンパク質特有の膜ドメインと微絨毛基部に局在すること明らかにした。さらにRNAiによる発現低下実験を行った所、DPEP1は細胞増殖には関与せず、酸化ストレス耐性機構に寄与することを見出した。本研究により、大腸癌の治療標的としてDPEP1が関与する新たな機構を提唱することができた。
|