研究課題
挑戦的萌芽研究
本課題においては、細胞内シグナル応答性プローブを幹細胞に応用する新しい試みとして研究を行った。対象をキナーゼ応答性プローブと造血幹細胞の組み合わせとし、特定のシグナルに応答してリン酸化されることで蛍光を発する(あるいは変化する)プローブを細胞内に導入し、異なる反応性を示す細胞集団を生きたまま分取する技術を用いて、既存の方法では検出し得なかった新たな造血幹細胞の亜分画の同定を目指した。種々の技術的困難に対して改良を重ね、研究期間において次なる成果へとつなげるための研究基盤を確立することが可能であった。
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