研究課題
挑戦的萌芽研究
炎症、免疫応答、細胞の生存・増殖などに関与する転写因子であるNF-κBは種々の疾患で活性化異常が見出されており、その活性調節薬はそれら疾患の優れたターゲットである。申請者が見出したLUBACによる直鎖状ポリユビキチン鎖はNF-κBに選択性の高い新規の情報伝達系であるので、その活性調節法の開発を目指した。LUBAC活性を抑制する低分子化合物を見出し、同化合物が細胞内で直鎖状ポリユビキチン鎖形成、NF-κB活性化を阻害することを見出した。またインターフェロン-gammaがLUBACの発現を増加させ、NF-κB活性化を亢進させることも発見した。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 5件) 備考 (2件)
J. Immunol.
巻: 192 ページ: 3793-3804
Genes Cells.
巻: 19 号: 3 ページ: 254-272
10.1111/gtc.12128
Mol. Cell. Biol.
巻: 34 号: 7 ページ: 1322-1335
10.1128/mcb.01538-13
Cancer Discov.
巻: 4 号: 4 ページ: 480-493
10.1158/2159-8290.cd-13-0915
EMBO J.
巻: 32 号: 18 ページ: 2463-2476
10.1038/emboj.2013.184
J. Cell Biol.
巻: 203 号: 1 ページ: 115-128
10.1083/jcb.201304188
Trends Cell Biol.
巻: 22 号: 7 ページ: 355-364
10.1016/j.tcb.2012.04.001
Endocr. J.
巻: 59 ページ: 641-652
巻: 31 号: 19 ページ: 3856-3870
10.1038/emboj.2012.241
http://www.mcp.med.kyoto-u.ac.jp/