研究課題/領域番号 |
24659139
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 公益財団法人微生物化学研究会 |
研究代表者 |
山崎 学 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 研究員 (50442570)
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連携研究者 |
滝沢 直己 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 研究員 (50448502)
水本 清久 公益財団法人微生物化学研究会, 微生物化学研究所, 研究アドバイザー (80092344)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | インフルエンザウイルス / RNAポリメラーゼ / エンドヌクレアーゼ / キャップ構造 / 質量分析フットプリント法 / 抗ウイルス薬 / 構造変化 |
研究概要 |
インフルエンザウイルスがもつRNAポリメラーゼは、宿主mRNAからキャップ構造を含むRNA断片を切り出し、これをプライマーとしてRNA合成に利用することでウイルスmRNAにキャップ構造をもたらす。この特異な反応は宿主側の酵素には無く、有望な創薬標的とされている。本研究では、この活性の発現に重要な基質認識に伴う酵素の構造変化について解析し、この変化の抑制を指標にして阻害剤を探索した。その結果、キャップ構造の認識に伴って構造が変化する領域を見出すとともに、この変化を抑制する2種の化合物を同定し、これらがキャップ依存的なRNA切断反応を強く阻害することを明らかにした。
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