研究課題/領域番号 |
24659154
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
笠原 正貴 慶應義塾大学, 医学部, 講師(非常勤) (30328265)
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研究分担者 |
南嶋 洋司 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20593966)
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連携研究者 |
久保 亜紀子 慶應義塾大学, 医学部, 特任講師 (50455573)
菱木 貴子 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (10338022)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 低酸素 / PHD2 / エネルギー代謝 / Cori回路 |
研究成果の概要 |
酸素濃度が低下した環境下では、生体のエネルギー代謝は『低酸素モード』に切り替わる。本研究では、肝細胞特異的に低酸素応答が活性化したマウス(PHD2-LKOマウス)を用いて、低酸素応答による乳酸代謝の制御メカニズムの解明を試みた。 PHD2-LKOマウスは運動能力、乳酸処理能力が向上し、乳酸の細胞内取り込みと代謝が活性化されたことが確認できた。以上から、肝細胞特異的な低酸素応答を介して乳酸代謝が亢進し、乳酸クリアランスが高まることがわかった。また、その機序として糖新生経路の活性化が示唆された。
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