研究課題/領域番号 |
24659167
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
古川 徹 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (30282122)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 膵臓がん / シグナル伝達 / GPCR / MAPK / PI3K / 遺伝子発現 / 分子標的 / GNAS / RNA干渉 |
研究成果の概要 |
膵臓がん細胞、正常膵管上皮細胞に活性化型変異GNAS遺伝子を導入して表現型を解析し、分子診療標的となるGPCR経路活性化関連遺伝子を網羅的に同定した。変異GNAS導入により細胞内cAMP濃度は上昇しGPCR経路が活性化されたが細胞の生存増殖は抑制された。変異GNAS導入により粘液遺伝子を含む大規模な遺伝子発現変化が誘導され、MAPK、PI3K経路とGPCR経路との相互作用が示された。GNAS遺伝子改変マウスモデルを作成し、KrasG12Dとの二重変異モデルで膵管内乳頭粘液性腫瘍類似の腫瘍が発生することを示した。本モデルはGNAS変異関連疾患のバイオマーカー検索や薬物試験に有用と考えられた。
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