研究課題/領域番号 |
24659188
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
新井 明治 香川大学, 医学部, 准教授 (30294432)
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連携研究者 |
平井 誠 順天堂大学, 医学部, 准教授 (50326849)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マラリア原虫 / 蚊体内ステージ / オオシスト培養 / 細胞培養 / 媒介蚊 / マラリア |
研究成果の概要 |
我々は最近、ローデントマラリア原虫の媒介蚊体内での発育ステージを培養で再現することに成功した。しかし培養条件下で形成されたスポロゾイトはマウスに対して感染性を持たないことから、蚊の体内で感染性をもつスポロゾイトが作られるには、媒介蚊のもつ特有の因子が必要であるという作業仮説を立てた。蚊の抽出物を培養系に添加する実験を行ったところ、サナギ抽出物はわずかにスポロゾイト形成促進効果を示したが、成虫抽出物では効果が認められなかった。抽出物調製手順の改良によって、より高濃度の抽出液を調製することができれば、ハマダラカ因子の同定が可能になると期待される。
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