研究課題/領域番号 |
24659193
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 独立行政法人国立国際医療研究センター |
研究代表者 |
狩野 繁之 独立行政法人国立国際医療研究センター, 熱帯医学・マラリア研究部, 部長 (60233912)
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研究分担者 |
酒井 宏水 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (70318830)
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連携研究者 |
矢野 和彦 独立行政法人 国立国際医療研究センター研究所, 熱帯医学・マラリア研究部, 上級研究員 (30392393)
石上 盛敏 独立行政法人 国立国際医療研究センター研究所, 熱帯医学・マラリア研究部, 上級研究員 (20392392)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 原虫 / マラリア / ヘモグロビン小胞体 / 補助療法 / 感染症 / 微生物 / 輸血 / 人工赤血球 |
研究概要 |
ヘモグロビン小胞体(HbV)の応用による重症マラリア合併症の補助療法の開発を目標とし、マウスのマラリア感染実験系を用いてその可能性を評価した。P.berghei原虫をマウスに感染させ、感染後6日目よりHbVを毎日に投与したが、原虫寄生率等の病態の指標の改善は観察されなかった。一方、HbV投与直後のマウスは、対照群と比較して行動が活発になったので、ロータロッド試験で評価解析を行ったところ、投与前と比較してHbV投与後に有意な滞在時間の延長が観察された。HbV投与は、貧血の改善など、重症マラリア合併症の補助療法として有用であることが示唆された。
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