研究課題
挑戦的萌芽研究
MitoNEETは、II型糖尿病改善薬のミトコンドリア標的膜酵素として同定され、創薬ターゲットとしても期待されているが、生理機能は不明である。本研究では、遺伝子操作系およびオミックス解析系が整っている高度好熱菌とシアノバクテリアを主材料として、(1)細菌型および真核細胞ミトコンドリアのmitoNEETホモログの構造生物学解析、(2)好熱菌とシアノバクテリアのmitoNEETホモログ欠損株等の機能生理解析を行った。微生物ホモログとして初めて構造機能生理相関に関する新知見を得たほか、真核生物mitoNEETにつき薬剤結合型構造の強度データ収集にも成功し、当該分野における新たな展望が開けた。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (17件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
J. Am. Chem. Soc
巻: 134 ページ: 19731-19738
J. Am. Chem. Soc.
巻: 134 号: 48 ページ: 19731-19738
10.1021/ja308049u
http://www.nms.ac.jp/fesworld/top.html