研究課題
挑戦的萌芽研究
ヒトヘルペスウイルス6 (HHV-6) は初感染時および再活性化時に宿主の免疫抑制を惹き起す場合があると報告されているが、そのメカニズムは不明である。我々はHHV-6感染細胞におけるCD6分子の発現低下を見出している。本研究では、CD6分子発現低下時期の同定を試み、その責任遺伝子の探索を行い、候補となるウイルス遺伝子を見出した。CD6分子は免疫シナプスの形成など、宿主の免疫応答において重要な因子であるため、今回の結果はHHV-6感染における免疫抑制のメカニズムの解明に繋がると考えられる。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件)
Virology
巻: 450-451 ページ: 98-105
10.1016/j.virol.2013.12.004