研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は細胞内のミスフォールド蛋白質分子がペプチドに分解されることなく、MHCクラスIIによって細胞表面に運ばれることを発見したが、提示された蛋白質分子の機能は不明である。MHCクラスIIに提示された蛋白質分子が免疫応答に関与しているかを解析した。その結果、MHCクラスII分子がB細胞にも抗原を提示することが明らかになった。さらに、自己免疫疾患における自己抗体がMHCクラスII分子に提示されたミスフォールド蛋白質分子を特異的に認識することが明らかになった。以上より、MHCクラスII分子に誤ってミスフォールド蛋白質が提示されることが自己免疫疾患の原因である可能性が判明した。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (28件) (うち招待講演 1件) 図書 (4件) 備考 (3件) 産業財産権 (2件)
Proc Natl Acad Sci U S A.
巻: 111(24) 号: 24 ページ: 8877-8882
10.1073/pnas.1324105111
Ann. N. Y. Acad. Sci
巻: (in press) 号: 1 ページ: 66-81
10.1111/nyas.12445
Cell
巻: 156 号: 6 ページ: 1223-1234
10.1016/j.cell.2014.01.069
Proceedings of National Academy of Science USA
巻: 111 号: 10 ページ: 3787-3792
10.1073/pnas.1401105111
Br. J. Dermatol.
巻: 169 号: 1 ページ: 201-204
10.1111/bjd.12265
PLos One
巻: 8 号: 8 ページ: e72050-e72050
10.1371/journal.pone.0072050
Int. Immunol.
巻: 25 号: 4 ページ: 235-246
10.1093/intimm/dxs155
Nat Immunol
巻: 14 号: 1 ページ: 2019-2025
10.1038/ni.2456
Cancer Res.
巻: 72 号: 12 ページ: 2990-2999
10.1158/0008-5472.can-11-4062
http://immchem.biken.osaka-u.ac.jp/index.html
http://immchem.biken.osaka-u.ac.jp/