研究課題/領域番号 |
24659251
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
根東 義明 日本大学, 医学部, 教授 (00221250)
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研究分担者 |
森本 哲司 日本大学, 医学部, 助教 (10344657)
渋谷 昭子 日本大学, 医学部, 助手 (20611619)
近藤 克幸 秋田大学, 医学部, 教授 (30282180)
高橋 昌里 日本大学, 医学部, 教授 (60328755)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 医療インシデント / 思考過程 / インシデント分析 / 医療過誤 / 医療安全 |
研究概要 |
医療安全対策における医療事故・インシデントレポート収集の目的は従来、実施行為の分析だった。本研究は、医療事故・インシデントの発生には、行為の前段階にあたる医師の思考過程が深く関係するとの仮説に立ち、思考インシデントの概念と研究手法の確立を目的として、日本医療機能評価機構の医療事故情報収集等事業で収集された事例を思考過程の視点からエラー分析した。その結果、医師の思考過程は時系列の視点から「課題選択」、「論理展開」、「決断」、「次行為選択」の各過程に因子分解され、各過程におけるインシデント事例を、「情報」、「情動」、「その他」の各視点からの因子分析が合理的であることが示唆された。
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