研究課題/領域番号 |
24659259
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
曽我部 正博 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授 (10093428)
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連携研究者 |
山田 清文 名古屋大学, 医学部付属病院, 教授 (30303639)
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研究協力者 |
陳 玲 南京医科大学, 生理学, 教授
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / アミロイドβ / 神経ステロイド / PREGS / 治療法開発 / 海馬 / 長期増強 / アセチルコリン受容体 |
研究概要 |
本研究の目的は、アルツハイマー病(AD)モデルマウスを用いて、神経ステロイドであるPREGSやDHEAが、学習記憶に必要な海馬歯状回の新生顆粒細胞の生存率や機能を改善するか否かを検証することである。両薬剤をそれぞれ(20mg/kg/日)の用量で約一ヶ月間皮下投与し、投与開始から20日後から20日間にわたって、歯状回の新生顆粒細胞の組織学的調査を行った。その結果両剤共に新生顆粒細胞の形態学的発達を大幅に改善したが、PREGSのみが新生細胞の既存神経回路へのシナプス形成を促進して、最終生存率を高めた。PREGS投与群は学習や長期増強も大幅に改善したので新規治療薬として有望であることが示された。
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