研究課題/領域番号 |
24659272
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
岡部 英俊 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (70079713)
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研究分担者 |
茶野 徳宏 滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (40346028)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 腫瘍検査 / p62/SQSTM1 / RB1CC1 / Nrf2 / GSH |
研究概要 |
肺癌手術症例のtissue microarrayを用いてRB1CC1とp62/SQSTM1の染色態度スコアリングを行った。肺癌ではRB1CC1が全て細胞質を示しており、肺癌の予後不良を反映していた。p62の発現を検討したところ、RB1CC1およびp62が共発現している群は他に比べて5年生存率が特に不良であり、p62は肺癌症例予後不良のバイオマーカーになり得ると考えた。 口腔扁平上皮癌では、p62は癌細胞のグルタチオン誘導に寄与し、放射線治療抵抗性を惹起することが解った。臨床病理評価においてもp62蓄積を認める症例はやはり予後不良であり、p62は新しいバイオマーカーとなることが明らかとなった。
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